契約コース一覧

沖縄を除き(那覇ゴルフ倶楽部が1度開催)、九州地方で唯一日本オープンゴルフ選手権が開催されている九州一の名門ゴルフ場。古賀ゴルフ・クラブの起源は、戦前の大正15年5月に開場した福岡ゴルフ倶楽部大保コース。現在の小郡市にあり、開場当初は2,800ヤードの9ホール。その後、昭和9年に9ホール増設されて合計18ホールの本格ゴルフ場となった。アウト9ホールの設計は赤星六郎。太平洋戦争中の昭和19年に閉鎖・解散となるが、戦後すぐの昭和22年には福岡市郊外に6ホールで復活。紆余曲折を経て昭和28年に現在の地に9ホールで本開場。18ホールとなるのは4年後の昭和32年12月。全体の設計監修は名匠・上田治。玄界灘に面す砂丘地にあり、流れるような緩やかな起伏があり、日本を代表するリンクスコースとして日本オープンを2度開催(2019年の開催で3度目となる)。コースを海風から守るクロマツ林に囲まれたフィールドは、深いバンカーに囲まれた小さく固いグリーンが特徴。加えて、玄界灘からの海風が自然のハザードとなり、難易度を高めている。難易度を示すコースレートは74.1 (改定され75.0)。九州全体でのランキングではトップ10に入る数値を持つ。ちなみに2008年に開催された日本オープンの優勝スコアは1アンダー(片山晋呉)。2位の石川遼のスコアは3オーバーと難易度の高さが証明された大会でもあった※九州初開催となった1997年の日本オープンの優勝スコアも2オーバー(クレイグパリー)。2019年3度目となる日本オープンの優勝スコアは1オーバー (チャン・キム)。